カテゴリ:掛軸



2018/11/14
今回は山口県生まれの有名画家、森寛斎の掛軸をご紹介します。画題は「羅漢図」です。「羅漢」とは、煩悩をすべて断滅して最高の境地に達した人とマイペディアに記載されています。掛軸に描かれている裁縫をしている人物が「羅漢」のようですね。とても高僧とは思えませんが・・・面白い図柄だと思います。ヤフーボックスに追加画像を投稿しておりますので下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。
2018/10/27
本日ご紹介する作品は、山口県生れの日本画家「西村草文」の掛軸です。草文は、能・狂言画を得意としており、この画も舞の躍動感が伝わってくるようです。人物の着物の柄、髪の毛の1本1本までも丁寧に描かれています。署名は「西 艸文(草文)...
2018/10/26
今日は、長崎県出身の日本画家「福田錦江(1794-1874)」の掛軸をご紹介します。軸長が1m20cmを超えている超大幅の掛軸です。中国の水墨画技法(米点山水)で画かれています。間近で見ると吸い込まれてしまいそうになるほど大迫力を感じます。渓流から滝にかけての描き方も上手だと思います。錦江は、中国の有名画家「沈南蘋(チンナンピン)」の画法を模倣していたそうです。ヤフーボックスに追加画像を投稿していますので下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。
2018/10/25
本日ご紹介する掛軸は、中国の思想家・慈善家である楊草仙(1838-1944)という方の素晴らしい作品です。楊草仙は親日家としても知られており、1923年の関東大震災の時には、復興援助にも尽力をされたという記録が残っています。署名は「米叟...
2018/10/23
今日は、「幕末の三舟」として、勝海舟・高橋泥舟と並び称される傑物、山岡鉄舟の二行書をご紹介します。上の落款は左回りに「橘高歩 章」、下は「曠野 号...
2018/10/10
本日ご紹介する掛軸は、二人の画家今尾景年(いまお けいねん1845-1924)と鈴木松年(すずき...
2018/10/09
今日は、地元福岡県行橋市生れの日本画家、樽野豊穂(たるの...
2018/10/08
本日は、迫力満点の「鍾馗(しょうき)之図」をご紹介します。無銘・無落款ですが東京中央オークションの審査に合格している作品です。手放すのが惜しくて未だ出品はしていませんが・・・。定番通り大きなギョロッとした眼で何かを睨めつけていますね。1本1本繊細に描かれている髭、躍動感あふれる描写は見事なものだと思います。表装は新しくしていますが本紙の状態は時代を感じますね。追加画像をヤフーボックスに投稿していますので下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。
2018/10/07
今日ご紹介する掛軸は滋賀県生まれの日本画家、渡辺公観(わたなべ こうかん)筆「狗児戯毬」です。可愛い仔犬が描かれています。署名は「公観」、落款も「公観」です。また、箱の署名は「公観...
2018/10/05
本日ご紹介する掛軸は、大徳寺派吉祥寺住職、辻常閑(つじ じょうかん)和尚の書かれた一行書です。書は「薫風自南来」と書かれています。読みは「くんぷうじなんらい くんぷうみなみよりきたる」です。執着やわだかまりのない心爽やかな悟りの心境にたとえられる禅語です。画は、岐阜県出身の奥田廣尚(おくだ...

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