作品紹介vol.49

今日は、長崎県出身の日本画家「福田錦江(1794-1874)」の掛軸をご紹介します。軸長が1m20cmを超えている超大幅の掛軸です。中国の水墨画技法(米点山水)で画かれています。間近で見ると吸い込まれてしまいそうになるほど大迫力を感じます。渓流から滝にかけての描き方も上手だと思います。錦江は、中国の有名画家「沈南蘋(チンナンピン)」の画法を模倣していたそうです。ヤフーボックスに追加画像を投稿していますので下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。

掛軸 長崎県 福田錦江 古美術筑前 野田和孝
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福田錦江(1794-1874)
寛政6年生まれ。長崎の人。名は範、字は君常、通称は範二郎。別号に竹園がある。はじめ画を熊斐に学び、のちに南蘋の画法に倣った。明治7年、81歳で死去した。

 

【作品詳細】

■福田錦江筆「米点山水画」

■真作保障

■印刷ではありません。紙本に書かれています。

■軸先材質:木

■合せ箱

■作品サイズ(mm)

本紙:880×1730

総丈:1120×2200

軸長:1210