作品紹介vol.43

今日は、地元福岡県行橋市生れの日本画家、樽野豊穂(たるの ほうすい)の山水画をご紹介します。1919年第1回と翌年第2回の帝展(帝国美術院が主催した官展→文展→現:日展)に入選しています。墨の濃淡だけで描いていますので、はっきりとした季節はわかり難いですが、冬以外であればどの季節でも合いそうな気がします。特に、滝の上下の樹木の描き方は素晴らしいと思います。追加画像をヤフーボックスに投稿していますので下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。

掛軸 福岡県 樽野豊穂 古美術筑前 骨董 野田和孝
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■樽野豊穂(1899~1985)略歴

師・菊池契月
明治32年福岡県行橋市生れ 
別号・松雲 豊仙 武雄
京都絵画専門学校卒
帝展作家 京都住

 

【作品詳細】

■樽野豊穂筆「山水之図」 水墨画 シミ・シワ多し

■真作保障

■印刷ではありません。紙本に画かれています。

■軸先材質:骨

■合せ箱

■作品サイズ(mm)

本紙:345×1320

総丈:470×1850

軸長:525