2018/11/14
今回は山口県生まれの有名画家、森寛斎の掛軸をご紹介します。画題は「羅漢図」です。「羅漢」とは、煩悩をすべて断滅して最高の境地に達した人とマイペディアに記載されています。掛軸に描かれている裁縫をしている人物が「羅漢」のようですね。とても高僧とは思えませんが・・・面白い図柄だと思います。ヤフーボックスに追加画像を投稿しておりますので下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。
2018/11/01
本日は、日本でも大人気のカナダの女流画家、キャロル・コレットの銅版画をご紹介します。画題は「EARLY AUTUMN 」です。穏やかな風に揺れる木の葉の心地よさが感じられる、のどかな初秋を描いた作品です。日差しと陰の描き方が絶妙ですね。当方のホームページメイン画像にも掲載しました。追加画像は、下段【詳細画像】をクリックして是非ご確認下さい。
2018/10/27
本日ご紹介する作品は、山口県生れの日本画家「西村草文」の掛軸です。草文は、能・狂言画を得意としており、この画も舞の躍動感が伝わってくるようです。人物の着物の柄、髪の毛の1本1本までも丁寧に描かれています。署名は「西 艸文(草文)...
2018/10/26
今日は、長崎県出身の日本画家「福田錦江(1794-1874)」の掛軸をご紹介します。軸長が1m20cmを超えている超大幅の掛軸です。中国の水墨画技法(米点山水)で画かれています。間近で見ると吸い込まれてしまいそうになるほど大迫力を感じます。渓流から滝にかけての描き方も上手だと思います。錦江は、中国の有名画家「沈南蘋(チンナンピン)」の画法を模倣していたそうです。ヤフーボックスに追加画像を投稿していますので下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。
2018/10/25
本日ご紹介する掛軸は、中国の思想家・慈善家である楊草仙(1838-1944)という方の素晴らしい作品です。楊草仙は親日家としても知られており、1923年の関東大震災の時には、復興援助にも尽力をされたという記録が残っています。署名は「米叟...
2018/10/23
今日は、「幕末の三舟」として、勝海舟・高橋泥舟と並び称される傑物、山岡鉄舟の二行書をご紹介します。上の落款は左回りに「橘高歩 章」、下は「曠野 号...
2018/10/20
本日は、地元福岡市出身の画家、安恒春一の版画(ペーパースクリーンE・A)をご紹介します。画題は「ブルー・ブリーズ"花"」です。安恒氏は、地元福岡を中心に活動をされてきた人で、福岡市美術館での版画展などにも多数出展されてきました。記号の〔E・A〕というのは、作家保存分という意味です。通常シリアル番号があるものと同等の価値があるとされています。どこにでも飾ることが出来る素敵な絵だと思います。ヤフーボックスに追加画像を投稿していますので下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。
2018/10/12
今日は、フランスの画家Arbert Zavaro~ザバロ~のリトグラフHCをご紹介します。画題は「REPOS(休息)」です。ザバロは比喩的な画をよく描いており、この画も彼らしい軽快な作品だと思います。なお、リトグラフの横に付いているHCは、フランス語でHors Commerceの略で、非売品という 意味です。 元々は版画の販売の為の見本用として作られた物でしたが、...
2018/10/10
本日ご紹介する掛軸は、二人の画家今尾景年(いまお けいねん1845-1924)と鈴木松年(すずき...
2018/10/09
今日は、地元福岡県行橋市生れの日本画家、樽野豊穂(たるの...

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