今日は、地元福岡県行橋市生れの日本画家、樽野豊穂(たるの ほうすい)の山水画をご紹介します。1919年第1回と翌年第2回の帝展(帝国美術院が主催した官展→文展→現:日展)に入選しています。墨の濃淡だけで描いていますので、はっきりとした季節はわかり難いですが、冬以外であればどの季節でも合いそうな気がします。特に、滝の上下の樹木の描き方は素晴らしいと思います。追加画像をヤフーボックスに投稿していますので下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。
■樽野豊穂(1899~1985)略歴
師・菊池契月
明治32年福岡県行橋市生れ
別号・松雲 豊仙 武雄
京都絵画専門学校卒
帝展作家 京都住
【作品詳細】
■樽野豊穂筆「山水之図」 水墨画 シミ・シワ多し
■真作保障
■印刷ではありません。紙本に画かれています。
■軸先材質:骨
■合せ箱
■作品サイズ(mm)
本紙:345×1320
総丈:470×1850
軸長:525
コメントをお書きください