前回に続き今回も動物画の作品をご紹介します。益田蘆湖(ますだ ろこ、1886~?)筆「栗鼠之図」です。作者の詳しい略歴は残されていませんが、毛並みも1本1本繊細に描かれており、今にも動き出しそうな感じがします。署名は「蘆湖」と書かれています。落款も「蘆湖」です。この作品は、箱書きから昭和に入って画かれたものと思われます。ヤフーボックスに追加画像を投稿していますので、毛並みの描き方を是非ご確認下さい。
益田蘆湖(ますだ ろこ、1886~?)
■略歴
明治19年生まれ。中川芦月に師事する。
四條派で主に動物画を得意とした。
大阪画壇の画家。大正4年~6年「大阪美術展覧会作品集」
のちに号・英挙。西宮市荒我町に住す。
【作品詳細】
■益田蘆湖筆「栗鼠之図」 水墨着色
■真作保障
■印刷ではありません。絹本に画かれています。
■軸先材質:樹脂系?
■共箱
■概略サイズ(mm)
本紙:500×380(横物)
総丈:635×1250
軸長:690
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