作品紹介vol.35

今日は金魚の掛軸をご紹介します。いつの時代も金魚は人気がありますね。筆者は寺島春響(1898-1946)という人です。西山翠嶂に師事し、写実的な花鳥画、動物画を得意としていたそうです。画も丁寧に描かれていて、2匹の金魚が波紋の下で本当に泳いでいるように見えます。署名は「春響作」、落款は「翠閣荘主」と読めます。追加画像をヤフーボックスに掲載していますので下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。

掛軸 金魚 寺島春響 古美術筑前 野田和孝
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■寺島春響(明治29~昭和21年)東京都出身
西山翠嶂に師事して翠嶂主宰の青甲社に所属。
1933年代8回帝展にて初入選となり、以降帝展、新文展、及び青甲社展に出品して活躍を示し、写実的な花鳥画、動物画を得意とした。

 

【作品詳細】

■寺島春響筆「金魚之図」 水墨着色

■真作保障

■印刷ではありません。絹本に画かれています。

■軸先材質:骨

■共箱

■概略サイズ(mm)

本紙:420×375

総丈:550×1300

軸長:600