今日は金魚の掛軸をご紹介します。いつの時代も金魚は人気がありますね。筆者は寺島春響(1898-1946)という人です。西山翠嶂に師事し、写実的な花鳥画、動物画を得意としていたそうです。画も丁寧に描かれていて、2匹の金魚が波紋の下で本当に泳いでいるように見えます。署名は「春響作」、落款は「翠閣荘主」と読めます。追加画像をヤフーボックスに掲載していますので下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。
■寺島春響(明治29~昭和21年)東京都出身
西山翠嶂に師事して翠嶂主宰の青甲社に所属。
1933年代8回帝展にて初入選となり、以降帝展、新文展、及び青甲社展に出品して活躍を示し、写実的な花鳥画、動物画を得意とした。
【作品詳細】
■寺島春響筆「金魚之図」 水墨着色
■真作保障
■印刷ではありません。絹本に画かれています。
■軸先材質:骨
■共箱
■概略サイズ(mm)
本紙:420×375
総丈:550×1300
軸長:600
コメントをお書きください