作品紹介vol.25

今日は、狩野常信(かのう つねのぶ)筆「遊童図」の掛軸をご紹介をさせていただきます。唐子たちが、万国共通の「目隠し鬼さん・・・」で遊んでいる場面を描いています。今から300年以上前の江戸時代初期に画かれたものということになりますが真贋はわかりません。署名は「法印古川筆」、落款は「常信」です。一宮市の博物館サイトでは「法眼古川筆」とあります(下記URL参照)。常信は、1704年に法眼、1709年に法印となっていますので、最晩年の作品ということになります。ヤフーボックスに追加画像を投稿していますので下段【詳細画像】からご確認下さい。

一宮市の博物館サイト→http://www2.icm-jp.com/list/index.cgi?mode=view&no=14932&cat=2&keyword=%93%FA%96%7B%89%E6&st=127(コピーをしてアドレスバーに直接貼り付けてご覧ください)。

掛軸 狩野常信 
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狩野常信(1638~1713)は、江戸木挽町狩野家の二代目。通称右近。号に古川叟、養朴など。1704年に法眼、1709年に法印となる。狩野尚信、狩野探幽亡きあとの江戸狩野派の総師をつとめた。

 

【作品詳細】

■狩野常信筆「遊童図」 水墨着色

■模写

■印刷ではありません。絹本に画かれています。

■軸先材質:木

■合せ箱

■概略寸法(mm)

本紙:475×1170

総丈:640×2070

軸長:725