作品紹介vol.15

本日ご紹介する作品は、狩野洞白愛信(かのう・とうはく・ちかのぶ)筆「雪舟図」です。真贋はわかりません。雪舟は1467年遣明船に乗り、水墨画の故郷、中国の明に渡り足かけ3年の旅をしています。帰国した時は、中国僧と同じ服装をしていたと記されています。愛信は雪舟とは生きた時代が全く異なるため、この画は、明に渡った雪舟のことを伝え聞いて画いたものではないかと思います。さて、3人の人物が描かれていますがどの人物が雪舟なのでしょうか・・・多分、左端の人物だと僕は思うのですが・・・間違っていたらスミマセン。ヤフーボックスに追加画像を投稿しています。下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。

掛軸 雪舟画
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狩野洞白愛信[読み] かのう・とうはく・ちかのぶ[始年] 1772-[終年] 1821年 49歳■1797年、家督を継ぐ。■ 1807年、朝鮮使節に贈る屏風を描く。■ 1813年、大蔵卿法眼に上げられる。

 

【作品詳細】

■模写

■印刷ではありません。絹本に画かれています。

■軸先材質:骨

■合せ箱

■概略寸法(mm)

本紙:560×390 横物 絹本水墨

総丈:670×1200

軸長:725