作品紹介vol.39

今日は地元遠賀郡芦屋町出身、多賀谷伊徳の珍しい絵画をご紹介します。画題は「馬と船と太陽」です。この絵は、北九州市庁舎1階市民ホールに設置されている壁画の下絵になります。壁画が完成したのが1972年ですからその前に画かれたものということになります。前衛的な抽象画を多く描いてきた作家の貴重な作品ではないかと思います。なお、作家の出身地芦屋町の庁舎にも「海日輪」という壁画が設置されていますが、此方のほうの下絵も現在在庫しています。ヤフーボックスに追加画像を投稿していますので下段【詳細画像】をクリックしてご確認下さい。

絵画 抽象画 多賀谷伊徳 骨董 筑前 野田和孝
追加画像はココをクリック

■多賀谷伊徳(たがや いとく)

生年 大正7(1918)年4月1日

没年 平成7(1995)年4月24日

出生地 福岡県遠賀郡芦屋町

学歴〔年〕 東筑中〔昭和9年〕卒

主な受賞名〔年〕 西日本文化賞〔昭和56年〕

 

経歴

昭和13年に上京し、若手画家グループに入って活動、戦後は故郷に住んで国内外に活躍した。超現実主義からスタートしたが、戦後は前衛美術運動の先端にたって美術史上の役割を果たした。49年多賀谷美術館を創立。

【作品詳細】

■多賀谷伊徳「馬と船と太陽(下絵)」

■真作保障

■印刷ではありません。

■額に傷み及び劣化があります。額面ガラス

■作品サイズ(mm)

本紙:535×335前後
額:635×470×20前後